宮崎駿さんのジブリにいる鈴木さんんって方の対談記事を読んだ。
最後の方に語られていたのは、今アニメーション界は危機なんだらしい。
って言うのも、例えば薪割りのシーンを書けって言うと、今の人たちは薪割りをしたことがないから、リアルな薪割りシーンを描けないらしい。
実際に、千と千尋の神隠しで冒頭に出てくる、両親が食い物をがつがつ食べてそのまま豚になっていくシーンで、人間ががつがつと物を食うシーンを若手のアニメーション作家は描けなかったらしい。
宮崎さんが、君ら物をがつがつ食ったことないのか?って聞いたら、ないと答えられて、しょうがなく自分で手直ししたらしい。
見たことがあることと身体が経験したことでは、雲泥の差があるんだという。
そう言った意味では、居酒屋も忘れられている体験をあえて体験してもらうってやり方もいいかも知れない。
これから、ってもうすでに暑いが、エアコンをつけない店内を体験してもらう。
ビルインの店舗では難しいが、戸建の店舗で入り口に打ち水をして、入り口と窓は開けっ放しにして、ヒグラシの声をかすかに聞いて、冷たいビールで涼を取ってもらうなんてことを。
冷やした奴に茗荷の千切りをのせたのとか、モロキュウだとか、アナゴの白焼きだとかを出して。
自宅でも出来ますよ。
入り口、窓を開け放って、一風呂浴びて、糊の利いた浴衣にでも着替えて、熱々のすき焼きとビールなんてのが。
週末やってみようかな。
子供たちには、その後花火をやって、スイカを食べるってことで納得してもらうか。
濡れ縁に座ってスイカの種を庭に撒き散らす開放感も味わって頂こう。

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お暇なときにじっくりとお読みください。